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2021年07月11日

7月11日の記事


いつもお世話になっております。
RESH神戸店の村山です。

お久しぶりのブログ更新!
オールソールのご紹介です。


オールソール!(イタリーレザー)1

イタリア製らしい、ブラックですが、濃いネイビーが少し混ざったようなレザーです。
ややロングノーズ、コバも薄く、絶妙な色合いです。


オールソール!(イタリーレザー)5

分かりにくいので、別撮りした画像です。

う~ん、綺麗!!!(笑)


オールソール!(イタリーレザー)2

オールソールで付けた革もイタリア製レザー。
染色する際にもネイビーを混ぜて、印象を損なわない綺麗な色を作ってみました。


オールソール!(イタリーレザー)3

オールソール!(イタリーレザー)4

コバは、土踏まず部分は丸い形状、他は平らにした上で、
カカトに装飾のミゾをつけて仕上げです。

以上、今回は元々靴にあった同じ仕様を再現させて頂きました。

そのほか、靴の艶感やシルエット等、履き込んで変化していく事で、持っている個性にも変化が出てきます。
お客様のご要望にも応じますので、オールソールの際には、遠慮なくスタッフに気になる点をお伝えください。

イメージに沿うよう、全力でお応えします。


以上、よろしくお願い申し上げます。




  


2021年07月11日

ある映画の話(靴の話も出ます。)

こんにちは!

RESH.神戸店の村山です。

今回は、映画の話です。
*私達、靴の修理屋ですが、雑学も大切なのです。



「ブローグではなくオックスフォード」



この言葉で分かる人は、映画が好きなのでしょう!!

次回作が待ち遠しいっ!

こちらの映画の名セリフです。




「キングスマン」!!


このセリフの意味は・・・
「飾り穴(ブローグ)のある靴ではなく、内羽根の靴」という意味です。
*最近では、よく外羽根の靴にまでオックスフォードと表記されますが、内羽根が本来の意味です。





この映画はほぼ全て、イギリス製品で埋め尽くされていて、
フォーマル好きだと、涎が止まらない素敵な映像が沢山、出て来るのです!



隠れ家は、実在する王室御用達のテーラー「ハンツマン」!

そこで仕立てたスーツは、イギリスの伝統的シルエットで、
生地は、高級服地ブランド「ドーメル」。


防弾加工した傘は、「スウェイン・アドニー・ブリッグ」。

眼鏡フレームはイギリスの老舗、「カトラー&グロス」。

万年筆は、コンウェイ・スチュワート社。

時計はタグホイヤー

ライターはダンヒル

そして、靴はジョージ・クレヴァリー!!

ネクタイは、ドレイクスで、しかも結び方は前回ご紹介した
“ウィンザー・ノット”!!



以上、すべて伝統的な英国ブランドです。


フル装備!!
カッコいいに決まってます!




ちなみに監督のマシュー・ヴォーン。
007の監督を熱望し、話もあったそうですが、結局できずにキングスマンの監督となった経緯があります。

だからでしょうか?
見た方なら分かりと思いますが、007を物凄い馬鹿にします。

でも、どう考えても監督の007に対する愛情の裏返しで、笑ってしまう程です。
よっぽど悔しかったんでしょうね(笑)。


あ、靴の話も少ししておきます。



「ジョージクレバリー」ですが、クロケット&ジョーンズが製造元です。
上級ラインである「アンソニークレバリー」は、エドワードグリーンが作っているようです。
*全部かどうかは不明です。



以上!



RESH.の雑学王!
中国製のキングスマン眼鏡を所有している、
村山でした。


  

Posted by RESH 神戸店 at 17:31Comments(0)靴のこぼれ話