2021年04月18日
4月18日の記事
こんにちは!
RESH神戸店の村山です。
今回は靴の世界における”ヴィンテージ”のお話です。
好きな方なら常識のような話ですが、
靴に関しては、「フローシャイム」というブランドを中心に、古い靴が高騰しております。
扱いとしては、リーバイスのようなものでしょうか。
アメリカ靴で、デニムとの相性も良いですし、革質も良いものが多いので、人気が出るのも納得です。
*ただし!もし買うなら、硬化していないか、チェックしましょう!
革靴のヴィンテージでおススメなのは、こういったアメリカでの靴の生産が黄金期を迎えた時代までです。
所以、50代~80年代前半くらいまでです。
古い時代はビスポークも多く、作りの良さを味わえます。
比較的新しい時代であっても、革質の良さが目で分かるものが多く楽しめると思います。
今回は私物の中から、少しだけ紹介します。

1950年代~60年代の靴、
アメリカで販売されていた”イングリッシュウォーカー”です。
もちろんイングランド製です。

↑
ミシンのピッチが細かいです!

某都内の古着屋さんにお願いして、譲って頂きました。
こちらは、中敷きが無くなっており、判別も不明。
おそらくはアメリカ製造。
色や形などから1950年代??

↑こちらもミシンも細かいし、革も細かく切っていて、当時にしかないような色です。
この2つは、5年くらい前なら探せば出てきましたが、最近は見た事がありません。
見つけたら、是非買ってしまいましょう!(笑)

↑
こちらは1万円しない値段で買ったマニアックなブランドです。
イタリア製で、”Bragano”というらしいです。
*カカトの裏側(腰裏)は革に穴が空いたので、修理しました。
購入後に調べたら、、コールハーンの高級ラインとしての位置付けで出しているブランドだそうです。
イタリア製で、マッケイ製法。
もう全く違うブランドと思った方が良さそうです。
コールハーンは、沢山の古靴を見かける事が出来るブランドで、比較的お求めやすいのも特徴です。
だいぶ変な 攻めたデザインが多いので、気に入ったデザインを見つけると、かなり嬉しかったりします。

こちらも、ツイード生地を使ったローファーという事で、割と珍しいと思います。

↑
最後はチャーチ!!
都市名が3つ書いてあるので、3都市モデルと言われている80年代のものです。
「旧チャーチ」とも言われています。
*2都市記載だと、「旧旧チャーチ」と呼ばれています。
つまり、PRADAに買収される前の古き良き時代のチャーチです。
でも、当時は古臭いとかオヤジ臭いとか言われていました(笑)
買収後、チャーチは新たな道を行く事を決意し、デザインの見直しを行い、木型が変更になり、革質も少し変化したと言われています。
結果としては、PRADAが買収した事で、注目を集め、人気が爆発、今の地位となったので、良かったのだと思います。

↑
当時は皆が驚いたスタッズ付きのチャーチ!
こんな凄い靴が出てきたのは、PRADAの功績です。
好みは分かれるとは思いますが、間違いなく名作です。
女性にも、いや、女性にこそ!超おススメです。

さて、私のヴィンテージチャーチは「メッセンジャー」という名前の靴です。
今では使われていない、”82ラスト”という木型を採用しています。
ツマ先にアソビが全くなく、豚っ鼻のような印象。
オヤジ臭いというよりも、今風な要素が全くないと言って良い、非常に残念なデザインです(笑)。
・・・そんな靴なんですが。
先日、弊社のスタッフが、ネットで一生懸命この靴を探していると話をしていました。
自分で持っていて、変な事を言いますが、
「この靴の、どこが良いのでしょう?(笑)」
譲ってあげたい気持ちもあるのですが、
足が大きい私にとっては、アソビ寸のない靴は結構貴重でもあり、革質も抜群なので、どうしても手放す気にはない・・・・。
一周回ってカッコよくなる気もしております。
人によって見るポイントも
ヴィンテージ靴の世界は、本当に不思議です。
あ、アメリカ靴をしようとしたら、イギリスの靴の話をしていました。
今度お話させて頂きます。
それでは、またのお越しをお待ちしております。
RESH神戸店の村山です。
今回は靴の世界における”ヴィンテージ”のお話です。
好きな方なら常識のような話ですが、
靴に関しては、「フローシャイム」というブランドを中心に、古い靴が高騰しております。
扱いとしては、リーバイスのようなものでしょうか。
アメリカ靴で、デニムとの相性も良いですし、革質も良いものが多いので、人気が出るのも納得です。
*ただし!もし買うなら、硬化していないか、チェックしましょう!
革靴のヴィンテージでおススメなのは、こういったアメリカでの靴の生産が黄金期を迎えた時代までです。
所以、50代~80年代前半くらいまでです。
古い時代はビスポークも多く、作りの良さを味わえます。
比較的新しい時代であっても、革質の良さが目で分かるものが多く楽しめると思います。
今回は私物の中から、少しだけ紹介します。

1950年代~60年代の靴、
アメリカで販売されていた”イングリッシュウォーカー”です。
もちろんイングランド製です。

↑
ミシンのピッチが細かいです!

某都内の古着屋さんにお願いして、譲って頂きました。
こちらは、中敷きが無くなっており、判別も不明。
おそらくはアメリカ製造。
色や形などから1950年代??

↑こちらもミシンも細かいし、革も細かく切っていて、当時にしかないような色です。
この2つは、5年くらい前なら探せば出てきましたが、最近は見た事がありません。
見つけたら、是非買ってしまいましょう!(笑)

↑
こちらは1万円しない値段で買ったマニアックなブランドです。
イタリア製で、”Bragano”というらしいです。
*カカトの裏側(腰裏)は革に穴が空いたので、修理しました。
購入後に調べたら、、コールハーンの高級ラインとしての位置付けで出しているブランドだそうです。
イタリア製で、マッケイ製法。
もう全く違うブランドと思った方が良さそうです。
コールハーンは、沢山の古靴を見かける事が出来るブランドで、比較的お求めやすいのも特徴です。

こちらも、ツイード生地を使ったローファーという事で、割と珍しいと思います。

↑
最後はチャーチ!!
都市名が3つ書いてあるので、3都市モデルと言われている80年代のものです。
「旧チャーチ」とも言われています。
*2都市記載だと、「旧旧チャーチ」と呼ばれています。
つまり、PRADAに買収される前の古き良き時代のチャーチです。
でも、当時は古臭いとかオヤジ臭いとか言われていました(笑)
買収後、チャーチは新たな道を行く事を決意し、デザインの見直しを行い、木型が変更になり、革質も少し変化したと言われています。
結果としては、PRADAが買収した事で、注目を集め、人気が爆発、今の地位となったので、良かったのだと思います。

↑
当時は皆が驚いたスタッズ付きのチャーチ!
こんな凄い靴が出てきたのは、PRADAの功績です。
好みは分かれるとは思いますが、間違いなく名作です。
女性にも、いや、女性にこそ!超おススメです。

さて、私のヴィンテージチャーチは「メッセンジャー」という名前の靴です。
今では使われていない、”82ラスト”という木型を採用しています。
ツマ先にアソビが全くなく、豚っ鼻のような印象。
オヤジ臭いというよりも、今風な要素が全くないと言って良い、非常に残念なデザインです(笑)。
・・・そんな靴なんですが。
先日、弊社のスタッフが、ネットで一生懸命この靴を探していると話をしていました。
自分で持っていて、変な事を言いますが、
「この靴の、どこが良いのでしょう?(笑)」
譲ってあげたい気持ちもあるのですが、
足が大きい私にとっては、アソビ寸のない靴は結構貴重でもあり、革質も抜群なので、どうしても手放す気にはない・・・・。
一周回ってカッコよくなる気もしております。
人によって見るポイントも
ヴィンテージ靴の世界は、本当に不思議です。
あ、アメリカ靴をしようとしたら、イギリスの靴の話をしていました。
今度お話させて頂きます。
それでは、またのお越しをお待ちしております。
JOHN LOBB イヤーモデルのご紹介
明けましておめでとうございます。
ある映画の話(靴の話も出ます。)
Levi's redのお話 (最後に靴の話もあります。)
ジョンロブのウィリアムの話
パラブーツのこぼれ話(ウィリアム×オールソール#430)
明けましておめでとうございます。
ある映画の話(靴の話も出ます。)
Levi's redのお話 (最後に靴の話もあります。)
ジョンロブのウィリアムの話
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Posted by RESH 神戸店 at 15:19│Comments(0)
│靴のこぼれ話